2018年の時のことです。当時のPTA行事で人権ふれあいコンサートを行いました。
お招きしたのは音楽家の比留間光悦さん。歌やタップやダンスを交えながら「人権」についての話は深まっていきます。お話の最後の方である一曲の歌を披露してくれました。この歌の秘話は当時の5,6年生に「自分の思いに沿って詩を書く…」という課題を出したことから始まります。

比留間さんは集められた詩の中のフレーズを紡ぐようにして一曲の歌をつくり上げたのです。 「君らしく僕らしく」という歌はそうやってできた曲です。 歌詞の中には鬼ごっこやけんかのことなどが子どもたちの生の言葉で描写してあります。

先日、その比留間さんが突然ふらりとやって来られて 「毎日この曲を聴きながら宿題を…といったコメントがYouTubeにあって、とてもうれしかったのでお伝えに来ました…」 と笑顔の一言。その後、この歌の反響などをいろいろとお聞きしました。

令和2年度は思い通りにいかないことがたくさんありました。それでも子どもたちは今までとは違う多くのことで挑む姿を見せてくれました。 「弱音ははかない 誰も見ていないところで頑張る君は 今一番輝いている…」

どの子どももこの歌と重なることがたくさんあると思います。君らしくまた自分らしく少しずつでも前に進んでいけることを願っています。

▼君らしく僕らしく
*MP3 SOUND FILE



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